2009年11月17日火曜日

秋のパンガー ③バラクーダ斬鉄

2009.11.8のfishingのお話。
船は、第1シミラン島の南にアンカーしていた。
前夜殆ど寝てない僕は、好きな夜釣りもせずに10時間眠った。
朝6時、一人で艫の延長デッキに立ち、ポッパーを投げ始める。
何度もダツが当たってくるが、濃厚な気配を感じ取った矢先、来た。サワラだ。
ガーンと引き込まれ、こっちも3発ぐらい強い合わせを食らわすが、次の瞬間、魚の逆襲だ。
黒い島影をバックに黒い魚体が2mmも躍り上がり、激しく首を振った。口からはじけ飛ぶポッパー。
僕の人生をなぞるようなこのバラし方。黒い影の一瞬の記憶が絡みつくよう離れない。
皆が起きてからは、トローリングやキャステイングでさらにサワラを3匹バラシ。うーん、こんなはずでは…。
ジギング隊も朝から大不調だ。nishiさんが朝イチで大きなスギをギャフ入れ失敗で逃がして以来、あれ。
DSCN3733b DSCN3731b
そう、バラクーダばっかし。手に負えないほどリーダーが切られる。ワイヤーごと切っていくヤツもいる。
僕はシンキングペンシルで109cmのバラクーダを釣った。一瞬高級魚の引きかと期待したがこれ。うゎ、猛獣だな。
帰途のトローリングは、僕と黒さんがサワラ、nishiさんがシイラを釣るも、前日のような盛り上がりに欠けた。
一番長く停まったパヤオが、バラクーダだらけの糞パヤオだったことが、この日の敗因かな。
DSCN3735l DSCN3743
2日間全体としては釣果上々、2日目駄目でも「船頭金返せ」とかの愚痴は言うまい。
シミランか…。またいつか来ることができたら…。
place : Ko Similan ~ Khao Lak
Fish : Barracuda

1 件のコメント:

  1. くろ - 2009年 12 月 15 日
    リュージョンさん、gata-san, にしさん,
    私こと、くろさんは2009年12月をもって日本へ帰任することとになりました。昨年2008年9月に皆様に出会ってから、タイの釣りのとりこになり、毎月1度は釣りに行かないと「マイサバイジャイ」状態になるようになってしまいました。 帰国後は、日本でのつりをしながら、このブログを見て楽しみたいと思っています。皆様も、これからも楽しい釣りを満喫してください。お世話になりました。

    ☆ リュージョン - 2009年 12 月 16 日
    くろさん、何とご帰任ですか!
    またシミランとかサメサンとか未開の地にご一緒できると思っていたのに、とても残念です。
    仙台に行かれるのでしょうか?日本でもジギングや座布団カレイで名物「棺桶クーラー」を満杯にしてくださいね。
    お世話になりました。有難うございました!

    返信削除