2011年3月9日水曜日

サトゥン団体釣行① 乗れるんか4人?

2011.3.5のfishingのお話。
Leoさん、コウチャンさん、魔寧蛇さん、リュージョンの4人でサトゥン弾丸釣行だ。
しかし4人とは。誘えども誘えども賛同者無く、一人南海を彷徨った日々と比べれば、まるで団体旅行の感がある。
それも小さなロングテールボートに客4人・船頭2人のぎゅうぎゅう詰め。船沈まんのか?竿振れるんか?
僕としては2人ずつ×2船を勧めたのだが、まあ譲り合って全員同船も楽しかろうということになったわけ。RIMG0973pRIMG0791
今回がサトゥン初参加の魔寧蛇さんは、チャドーの釣りクラブ「狂人会」の人。
海では、あの一世を風靡したギャラクシー・ノーハンド釣法専門で、海ルアーは始めてとのこと。
魔寧蛇さんの道具立ては見たところかなり厳しいものがあるな。まずは洗礼を受けてもらうことにしよう。
タルタオ島でバンガローを予約して、いつもの2番磯からキャストを開始した。
今回はコウチャンさんの提案で、普段流す距離(40~50m)の倍ほど岸から離して流した。
これが全然バイトすら無いのだわ。たまらずスレイマン船頭が言った。
「ブロン島は沖まで珊瑚があるから沖でも釣れるけど、ここは磯の先はすぐ砂地だから沖目はだめ。磯際しか釣れないよ」
僕は100m沖の底質を確かめるべくジグを落としていたのだが、なるほど全部平坦な砂地。
結局4番磯以降は、基本的にいつもの操船で磯近くに投げ、岬周りの潮目だけは遠くも狙おうということになった。
ところが期待の4番・5番の磯も例の濁り潮でダツが居るだけ。状況を変えようと一気に12番まで南下して再開した。
屹立する岩山が一気に海に落ち込む12番磯。タルタオ島の西端だ。雰囲気はいいがいつも釣れない。
その隣、大きなゴロタ石が海底に広がる11番。プラー・モンはこういう場所を好む。岩陰から一気に餌に飛びつくのだろう。
この11番磯、僕はブルースコードで2匹立て続けにプラー・モンを釣った。釣るなり「さ、帰ろか!」と皆をビビらせておく。
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しかし続く磯群は期待はずれで全然食わず。やっと河口近くの7番横でコウチャンさんがバラクーダ2匹。
トラブル続きで殆ど釣りになっていない魔寧蛇さんも、ここのマングローブジャックで片目を開けた。
魔寧蛇さんのトラブルの原因は糸ふけの処理に慣れていないのと、PEの量が巻きすぎ。あとは糞リ(以下省略)。まあよい。
魔寧蛇さんは道具のトラブルだけでなく、発熱上がりで体調も悪い。
コウチャンさんは間食で出たマイローと名物トランケーキで気分が悪くなって、夕食も喉を通らないほどテンション低下。
普段コンビニの菓子パン喰いまくってるのに、どうして美味しいトランケーキが駄目なんすか?今度宅配してあげましょか?
アオ・ソンという長いビーチを渡り、6番磯でコウチャンさんが待望のハタ。Leoさんがようやくプラー・モンを釣った。
その後、2番磯まで丁寧に投げたが食わないまま日没納竿となった。
初日は場所選択に失敗したね。このタルタオ島特有の濁り潮では、ちょっと釣れただけでもラッキーだったよ。
夜はバンガローにイビキ組と一般組に分かれて爆睡した。外壁に巨大なトッケイが2匹いて、子守唄を合唱してくれた。
4人での同船はどうか?楽しいけど、素直に言うとかなり苦しい。やっぱLTBは3人が限度だな。何より近接しすぎて危ない。
団体さんには団体さん向きの配船を考えんとな。
place : Ko Tarutao / Satun province, Thailand
fish : Giant Trevally

8 件のコメント:

  1. 真ん中2人が横向きの投げられないのは辛いですね。
    しかし、何時もはノントラブルの私がライントラブル
    続出で大変、しかもカニじゃなく、お菓子とミロで気分最低・・・まぁ~~~こんな時も有るかな???
    て、何か有りますね。カニ事件、ガス大量発生事件
    発熱病み上がり事件、ケーキで胃液逆流事件、
    何も無いのはリージョンさんだけ!!

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  2. 常に、何かが発生するサトゥン・・・これも魅力の内かな。

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  3. ご指導ありがとうございました。
    私は釣りがこんなにへたくそだったと、改めて認識しました。
    そんななかで・・・

    すんごい楽しんじゃいました!

    ははは!

    またよろしくお願いします。

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  4. コウチャンさん、ども。
    従来3in1のコーヒーに練乳をドボドボ入れたのが、従来のこの船の定番でした。
    皆クエーッとなるか飲まずに放流してました。
    我々から「これなら飲める」と提案したのがマイローです。
    もう一つ、トランケーキはサトゥンの北、トラン県の大人気のローカルデザート。素朴でうまいっすね。
    そしてブロン島産の内子たっぷりのワタリガニ。
    この船上3点セット、最強。もりもり力が出ます。
    ○○○は出ません。

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  5. tokuhainさん、貰ったも同然とハイテンションな釣り人の前に無言の海。
    さらに海神はさまざまな災難を下さるわけです。
    ガイドさんはどうすればいいんでしょうね?(笑)

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  6. 魔寧蛇さん、次回はチャドータックルでお越しください。
    スピニング特有の諸トラブルから開放されますよ。
    レンジャーシリーズ期待してます。餅画像とかね!

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  7. RJさん

    タルタオ島、最近いまいちですね。
    次回は、初めからブロン島を目指しましょう。
    2日続けて、キノ島とか楽しすぎる!

    4人でLTB、不可能ではないですが狭いですね。
    やっぱり、3人までかなと僕も思います。
    食事とか移動のときはワイワイして楽しいんですけどね~。

    サトゥン釣行ではマイローと日本のカップ麺の持参は必須ですね。
    一部マイロー苦手ない人いましたけどねー(笑)。
    僕は、トム・ヤム・ママーが苦手です。
    いつも半分くらい放流してました!

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  8. Leoさん、まだまだ島はあるのだす。
    舐めるように島を周り、無言の返り討ちにあった日々。
    最近はそれらを除外した形で、皆様に釣れる場所のみルート紹介してるわけですが、
    また探査の旅にも出てみたいな。
    Leoさんの嫌いなトムヤム・マーマーとトランケーキだけで僕は数日生きられます。
    ゴキブリドゥワイでもね(笑)

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