2014年12月21日日曜日

スロージギング単独デビュー

シェリービーチからSOSUME1号船の乗合で出た。
浜を出てすぐ、クジラが豪快にジャンプしていた。クジラは美味しそうだが欧米人がうるさいので釣るのは止めておこう。
沖に各船が固まってトローリングしている場所があった。本船も参戦。14cm級ディープダイバーでの簡易版だ。
連発ヒットしたのは60cm級のキメジ。受け身の釣りでイマイチなので、もし他の全員が釣れたら巻かせてもらう程度。
僕は一人離れて、減速時に投げるようキャスティングをスタンバイ。ポップクイーンを何度も投げるが反応なし(ToT)
結局2時間もトローリングをして最初のキメジ以降は大きなカツオが1匹かかっただけ。時間の無駄だった。
いよいよボトムフィッシングの時間。あいにくディープラインは潮が早すぎ、水深50~60mまで戻って開始した。
客8人が1m間隔で並んで釣る。その中、僕だけジギング。船頭がヒラマサがいると言うのでワンピッチで…反応なし。
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さてここからがこの日のメインベント。日本から買ってきたスロージギングのテストだ。
当地のワンピッチは、100m前後の深場では楽しめるが、50m立ちでは俄然食いが落ち、餌釣り師の入食いを見るだけ。
何でも釣れるスロージギングで対抗しようと新兵器の数々を南アフリカの海に投入することになった。
竿はYAMAGAのギャラハド63/3-slow、リールはオシアジガー2000左巻。考えるところあって敢えてハイギア。
高価なセットなので、ぜひこれらか結果を出してもらわんとね。7seasのスパーク190gをつけてやってみる。
ハンドルを少しずつ回すだけで竿がくーっと入ってすっと戻る。いいねえ…と思ったらすぐにアタリ。餌釣りみたいやな。
上がってきたのは50cmのハガツオ。当地でサダサダという。旨そうな刺身が頭をよぎる。まずはデビュー完了。
次はスリンガーの同型を2匹。体高のある美味しい鯛だ。餌釣りの皆のよりでかいのがうれしいね。
続いて40cm級のハタ。釣ったことのないような模様だ。船頭が「バーチカルジギング、通用してる…」と何度も言う。
しばらく不調が続いたが、何とかハガツオ50cm級を3匹追加した。面白いことにすべて底のほうで食ってくる。
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しかし突然の強い風雨で水深20om地点まで退避、尚も高まるうねりに納竿。期待のボトムフィッシングはたった2時間。
他船も一斉に釣りを諦めて帰港していた。まあ。何とかスロージギング・デビューを飾れたので良しとしよう。
ここ南アフリカでは仲間がおらず単独釣行ばかりだが、これはそのうち何とかなるだろう。今後が楽しみ!
place : Shelly Beach, KZN RSA

6 件のコメント:

  1. 餌釣りに混じってスローいけますねー
    タイで入手出来る物なら送りまっせ〜〜

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    1. 今は餌釣りに比べると釣れる魚の数で全然かないませんが、逆転できるほど上手くなりたいですね。(餌釣りも大好きです、念のため)

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  2. 南アでも色々出来ることが分かってきましたね。魚種によってはジグの方が餌より食う場合もあるのでは?

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    1. 船中僕しか釣ってないハガツオがそうですw タイでは主要対象魚である大型アジ類が姿を見せないのが気になります。

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  3. 落ちてゆくジグを追いかけ、底の方で食っているんですかね?

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    1. シミランでは回収中にくる魚ですが、ここのはまだ幼魚ですから泳層が番うのかもしれません

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