2015年10月11日日曜日

魚屋に魚買うなの魚図鑑

スーパーの魚コーナーの前にWWF世界自然保護基金のボードが貼ってあった。表題に「シーフードは同じではない。グリーンを選びましょう」とある。ボードは魚図鑑のようになっていて三群に分けられている。
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グリーンは「ベストチョイス」、資源量が潤沢な魚が並んでいる。シイラ、アジ、イワシ、ヒラマサ、イセエビなど。僕の釣りでおなじみの鯛類では、ソルジャーとキレンコがこのグループだ。

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次はオレンジで「もう一度考えて」と書いてある。資源量が減っている魚種だ。イエローではなくオレンジという位置づけが、より危険に近いという雰囲気を出してるね。僕の主要対象魚であるキハダ、スリンガー、イングリッシュマンはここか。フィッシュアンドチップスの主原料ヘイクも含まれている。


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そしてレッド「買うな」、資源量が危機的な魚種。おぉ、ブラックマッセルクラッカー、イエローベリーロックコッドは釣ったことあるぞ。スコッツマンはいつもよく釣れるけどレッドか。そうは思えんがな。さすがに幻・垂涎の魚であるレッドスティーンブラス(世界最大の鯛)、ダガラード、インドマグロなどはこの分類で納得。

南アフリカでは、職漁船・遊漁船・魚販売店・レストランの指導、釣人のライセンス取得、検査官による監査等、海洋生物資源保護法による取組が厳しいが、このボードのような一般消費者啓蒙もあちこちで見る。抜け穴の多い制度ではあるが、資源量が回復した例もあり、効果が実証されているのだ。日本もいつまでも遊漁無制限ではいられないだろうけど、さてどうするのかな、日本?

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