2017年4月9日日曜日

ウムコマースでスマ良型

天気予報を見ながらキャプテン・モルネの船に予約を滑り込ませた。当日港で待つも、同船のはずのヨハネスブルグからのグループが来ない。僕一人ではボートがペイしないので、定員オーバーの他船から客を貰って1時間遅れで出船だ。
ダイビングで有名な大岩礁アリワルショールの縁をトローリングするも反応なし。最近20kg級を含めてキハダが好調なスコットバラ沖に着いた。「昨日は5ヒット全バラシ。今日は取ろう」とキャプテン気合が入ってる。僕はジギングをスタンバイして、曳きにヒットしたらすぐにジグを落とすいつもの作戦。曳きのアタリは遠かったがようやく強烈なバイトが来た。マリッツバーグからの客マシューが巻きにかかるが魚がでかくて大苦戦。最後はジギングを諦めた僕がマシューの隣について糸抜きだ。「糸抜き」ってわかるかな?昔は大きいのが掛かったら協力して何とか上げるのが基本だったのよ。「肩入れ」:これは、のされそうになる竿の下に入って肩と両手で竿を押し上げ釣人をアシストすること。「糸抜き」:これはリールが巻けない状態になったらリールと元ガイドとの間の糸を両手で引っ張ってリールに送り込むようにして釣人をアシストすること。懐かしいなあ。最近は全部一人でやらなきゃ釣ったことにならないなんて、誰が決めたねん(笑)。これで上がったのが136cmのワフー(カマスサワラ)推定15kg。でっかいの居るんだな、この海域で初めて見たわ。

トローリングの次のアタリは僕の巻き番。2回走ったが3回目はこっち向いて走ったので楽勝で上がった。80cmの良型スマ。以前84cmで7.0kgだったから6~6.5kgだろう。小型クーラーに入れるためすぐに頭と尾を落としたが、内臓の寄生虫が凄いのよ(泣)。
マシューがキハダの4kgを追加してボトムフィッシングに移った。最初は20mの浅場でやっていたが小型スリンガーばかりなので沖のピナクル(尖塔)というポイントに行った。魚探を見るとなるほど海底から尖った岩がそそり立っている。ハタやイトウオニヒラアジがたくさん付いてるそうだ。ジギングでそういうのが食うんではと期待してしゃくるが、サンゴ礁系の雑魚猛攻。アカヤガラ、カワハギ、ベラ…。周囲のシモリでスリンガー・ハタ・オジサンを程々に追加して、風が吹き始める前に早めに上がった。

スマは大型ながら脂は乗ってなくて残念。まあ濃厚赤身でご飯に凄く合うので良しとしよう。それはそうと、ここのボートは比較的安価にフルチャーターして沖の100m~150mラインまで行けるのではないかな?今度交渉してみよう。他の釣り人が未攻略の深場には魅惑の大物が待ってるんでね!
place : Umkomaas, KZN, RSA
fish : Bonito, Wahoo

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