2017年11月5日日曜日

10月の釣行

9月は家族が来ていたり悪天候だったりで釣行無し。10月は年間で最も荒れる月だが何とか2回ウムコマースから海に出られた。
10月7日、ベベンが同行。さて河口からの出船が問題だ。なんせ前々日にこの場所で波を越えられずに転覆して客が一人死んでるし、僕らの前に出たボートは第一波で高く上に跳ね上げられ船尾から落下して破損し出港不能になった。狭いピッチで押し寄せる波にギャップが空くのを20分程旋回しながら待つ。今だ!と全速で第一波を越え左に切りながら第二波もクリア。冷や汗ものだった。
アリワルショールでのトローリングは他の客に来た小型のスマ1匹だけ。ボトムに移って沈船ポイントは不発、船頭は何とビーチから300mほどのバックラインに移動した。水深は10mもない。アジ、エソ、トラギスといった小魚に混じって良型のタイやオジサンが食うのには驚いた。

風が強くなり早めに上がって皆で船頭モルネが行きつけの店で昼食。釣りたてのタイやハタを下ろしてフィッシュ&チップスだ。コレは!マイ史上最高のフィッシュ&チップスだった。スコットバラのストーンってお店。またいつか魚を持ってここに来よう。
10月21日はミゲルを誘って出た。北方向の深場を攻めるんだと。同船したモハメッドは電動リールを持ちこんでやる気満々。折角の深場なので僕は餌釣りを封印してジギング。まずは水深70m。僕がオジサン、ソルジャー、キレンコを釣って喜んでいると、モハメッドがギュイーンと電動で4kgのハタ。やられた~!

そして待望の水深110mだ。ジグが真っ直ぐ落ちて釣りやすい、こりゃハマダイやハタが来るぞ、と思ったが…底はキレンコの赤ちゃんが絨毯のようにびっしり。浅場に戻りたい船頭を絶対でかいの来るからと説得して粘ったが、赤ちゃんが増えるだけで降参した。

水深50mに移る。ジグの上50cmに枝素を出して2.5インチのパドルテールワームを付ける。これが効く。フレンチマダムやスリンガーが入れ食い、ジグにもソルジャーが食って忙しい。朝から殆ど釣ってなかったミゲルも僕の仕掛けに変えてからソルジャーとオオヒメを4連発、さらに60cmのブリームを釣って「これでアメリカから来てる義理の母にカレーを御馳走できる!」と喜んだ。

この日はザトウクジラが沢山いて、船のすぐ近くでジャンプしたりヒレを振ったり。若船頭が船の下を通過したクジラを釣ってしまい、10分ほど船が引っ張られて大変だった。ハリが早くはずれますように。家に戻っての食事はまずオオヒメの刺身。最強。そしてオジサンの焼き物。カニの味がして旨い。久々に良い釣りができた。
place : Umkomaas, KZN, RSA

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